OEMはオモロい/だけど物販初心者はやっちゃダメ【危険】
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。
「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。
未来のチャレンジャーに有益な情報を発信します。
宇宙と猫の動画が唯一の癒し。
こんにちは、ヒフミです。
しばらく物販に関することを
記事にして無かったんですが、
超久々にガッツリ物販の話題を。
僕は先月に月利43万を達成しました。
今月も同じ様なペースで
安定して稼げてきてます。
出品数ベースで言うと
今時点で120商品を超えました。
もちろんバリエーションは含めていません。
戦略はとてもシンプルで、
「とにかく出品数を増やして
小さな利益を積み上げる」
という形です。
1商品あたりの月利益平均が
2〜3千円と小さくても、
100商品あれば月利20〜30万に届くって
寸法ですね。
中国輸入でいうところの
ODM(Original Equipment Manufacturing)
に当たります。
で、僕はこの8ヶ月の間寝ても覚めても、
ひたすらODMばっかりやってきました。
もうODMの鬼。
(自分で言うな。笑)
で、これだけ続けると
ほぼやる事はルーティン化しますし、
分からないこととかも
ほとんど無くなるんですよね。
まぁ、それだけODMのスキルと精度が
高くなった証拠なので、
それはそれで嬉しいことではあります。
・・・が、
ぼちぼち次のステージに進もうかなー
とも思う訳です。
具体的には、
OEM(Original Equipment Manufacturing)
を始めようかなと。
ODMは細かな利益を
少しずつ積み上げる戦略なのに対して、
OEMは全く逆の戦略を取ります。
1商品でガッツリと高利益を狙いに行く。
マグロの一本釣りですね、
イメージとしては。
もちろん、「利益の上乗せ」だけを考えれば
この先もODMだけやって
コツコツと商品数を積み上げていっても
間違いなく利益は上がっていくと思います。
今までで十分にノウハウも溜まってるし、
当然リスクも低い(というか無い)。
でも、
あえてOEMを始めようと思ったのは
純粋な興味ですね。
物販プレイヤーの端くれとして
そっちの手法も知りたいなという
好奇心オンリーです。
要は
「オモロそうだからとりあえずやってみよう!」
ってだけです。笑
完全なノリ。
先日の沖縄旅行で
このノリが重要だと再認識したんで、
始める動機としては、それで充分なんです。
※その体験については↓で書いてます、
興味ある方は、よければどうぞ。
で、
8月頭からOEMのリサーチを進めてみて
色々と感じた事があるので
記事にしようと思った次第です。
特に、
これから物販を始めようとしてる人や
結果が出てない初級〜中級の方に
知っておいてもらいたい内容ですね。
目次
OEMとは
一応ざっとだけ
OEMの説明をしときます。
ODMは製品設計やデザインは行いません。
あくまで既存品を仕入れて
自社ブランドとして販売する手法です。
それに対して
OEMは製品の設計やプロダクトデザインも、
行っていきます。
要は独自商品を開発して
販売するって感じですね。
自分で思った製品を作り出せるので、
ODMよりも深く、
お客様の望む商品を実現できる。
これがとても強い付加価値になる訳です。
その結果、
1商品でも高利益を叩き出せるまでの
ヒット商品に育つって感じですかね。
※もしODM/OEMの詳細が知りたいって方は、
ググれば細かく解説してるページが
沢山出てくるので、そちらを覗いてみて下さい。
OEMはオモロい!
で、
ここからが僕の感想になります。
OEMのリサーチをやって思ったこと。
それは単純にオモロいです。
何がオモロいって、
ODMに比べて
戦略的自由度が段違いに高い
って点です。
物を売るためにはお客様に
「お金を払ってでも、その商品が欲しい!」
と思ってもらう必要があります。
(当たり前ですが、、、笑)
要は、お客様にとってその商品に
付加価値(魅力)があるから、
商品を買っていただける訳ですね。
突き詰めると、
付加価値を高めれば自然と物は売れる
ということです。
これは物販に限らず
全てのビジネスの基本であり真髄です。
ビジネスで成功するためには
すべからく”付加価値を高める”ことに
全集中する必要がある訳です。
では、この視点から
ODM/OEMを見た時にどうか?
OEMはODMとは比べ物にならないくらい、
付加価値を高められる可能性を
秘めてると感じます。
ODMは既存商品を販売するだけ。
やれるとしたら、
親和性のある商品とセット販売するか、
市場に出回ってない商品の中で
顧客ニーズのありそうな物を新たに探す位です。
(商品ページをより詳細に作り込むなど、
細かい付加価値の提供は省きます)
一方でOEMは
自分で仕様やデザインを決めていきます。
潜在的ニーズも含めてお客様が望んでいる事に、
ダイレクトにアクセスできる商品を
作り出す事が可能なんです。
これは付加価値めっちゃ高いわけです。
で、具体的に
ターゲット層のお客様が抱える悩みに
どの様にアプローチ(解決策の提示)するか?
これを考えるのが楽しくて仕方無いです。
「ここ、こうしたらどーかなー?」
「こんなことで困ってるんだ。
なら、こんな機能が良さそう!」
って、どんどんアイデアが湧いてくる。
これ実現したら喜んでもらえるかなー
って妄想が膨らむ膨らむ。笑
だから、
作業しててワクワクしてくるんですよね。
僕の様に、
アレコレ妄想するのが好きな人は
楽しいって感じる可能性は高いと思います。
その上で言うけど、初級〜中級者は手を出しちゃダメ!
そんな楽しいOEMですが、
初級〜中級の方は手を出しちゃダメですよ。
「これだけ持ち上げて、結局落とすんかい!」
って感じで申し訳ないですが、、、
「楽しいし1商品でガッツリ利益出るし、
絶対OEMから始めた方がいいじゃん!」
って思いますよね?
でも、その考えは非常に危険です。
何が危険かって言うと、
OEMは完全に中〜上級者向けだからです。
理由はいくつかあります。
①高いリサーチスキルが必要
②高い販売スキル/ノウハウが必要
③充分な資金量が必要
ざっと挙げるとこんな感じでしょうか。
①高いリサーチスキルが必要
言わずもがなですが、
リサーチスキルはODMに比べて
段違いに高いレベルが求められます。
・ニーズの特定
・特定したニーズの多寡の把握
・市場規模
・販売見込み(売れ行き予測)
・売れ行き予測の確度の把握 (リスク把握)
、、、etc
これらを多角的かつ合理的に
判断していく必要があります。
求められるのはプロの精度です。
正直、初心者がやっても
このレベルのリサーチを行うことは
非常に困難と言えます。
②高い販売スキル/ノウハウが必要
高い販売スキルも必要です。
商品ポテンシャルが高くても、
魅力的な商品だと周知する必要があります。
商品の魅せ方はもちろん、
AmazonSEOの攻略スキルも必須となります。
断言しますが、
これらのスキルは一朝一夕では身につきません。
何度もトライ&エラーを繰り返して
経験値を積む中で、自然と磨かれていきます。
③充分な資金量が必要
商品を開発するため、
相応の資金が必要になります。
開発コストはもちろん、
制作ロット(個数)は
最低でも数百個からという世界です。
リサーチ精度や販売スキルの低い
初級〜中級者が1商品に
大きな資金を注ぎ込むのはリスクが高い
わけです。
まずはODMで基礎力を身に付けよう
もちろん、
「1商品でガッツリ稼げる方がいい!」
って気持ちは良く分かります。
が、グッと我慢しましょう。
あまりにもリスクが高すぎます。
少し想像してみて下さい。
数十万掛けて開発/製造したのに
まったく資金を回収できず、
大量の不良在庫を抱えた未来を。
資金が豊富な人なら傷は浅いかもしれませんが、
資金量に限りがある人は
それだけで詰んでしまう可能性も充分あり得る。
もしあなたが
勇気を持って物販の道を歩み始めたなら、
そういう未来を避けて進んでほしいなと思います。
わざわざ危険な橋を渡る必要はないですからね。
じゃあどうすればいいか?
僕がやってきた様に、
まずはODMで数をこなしましょう。
ODMで1商品あたりを
少ない個数(10個とか)で
じゃんじゃん出品してみる。
そこで、
リサーチ精度や販売スキルを高めるんです。
正しい手法を学べば
10種類の商品を出品して
10種類全部売れないなんてことは
起こりづらいです。
仮に売れない商品が出たとしても、
その商品の10個当たり原価なんて
高くても数千円とかです。
こんなの全然傷は浅いし、
他の売れ行きの良い商品が
埋め合わせしてくれます。
そうやってリスクヘッジしながら出品数を重ねて、
どんどんリサーチや販売のスキルを高めていく。
で相応のレベルになったら、
OEMにチャレンジすれば良いんです。
これが
中国輸入物販でリスクを抑えながら再現性高く
利益を伸ばしていく最善なロードマップ
だと断言できます。
<注意!!>初心者にいきなりOEMを教えるコンサルについて
中国輸入(Amazon自社ブランド販売)には、
たくさんのコンサルが存在します。
コンサルによって手法や方針は様々です。
その中で一つ言えるのは、
初心者にいきなりOEMを進めるコンサルは
非常に危険ということです。
そのコンサルの指導ノウハウが
どれだけ適切であっても、
やはりリスクは高いです。
理由は先述した通りです。
スポーツでも勉強でも
初心者がいきなり難しいことは出来ませんよね?
まずは基礎練を徹底的に繰り返して、
ベースの能力を高めまくる。
で、
基礎的なことをスムーズに行える様になって
初めてレベルの高いことに進める訳です。
言ってみれば、
初心者にOEMを進める手法は、
全くの野球未経験者を
いきなりバッターボックスに立たせて
ホームランを狙わせる様な物です。
こんなの打てっこないですよね?
まずはバットの握り方を教えて、
素振りで正しいバットの振り方を
カラダに染み込ませる。
これが正しい手順なんです。
もちろん僕自身が
そういうコンサルを受けた訳ではないですし、
内容全てを網羅してはいません。
ですが控えめに言っても、
リスクが高すぎると言わざるを得ません。
まとめ
補足しておきますが、
OEMコンサル自体について
思うところがあるとかではありません。
OEMそれ自体は手法も確立されてますし、
1商品で高利益を狙える
めちゃめちゃ魅力的な手法です。
ですが、
そのメリットの裏にある大きなデメリットが
あまり表沙汰になっていない様に見えるのです。
特に初級〜中級の方が、
これらを正しく把握するのは至難の業でしょう。
繰り返しになりますが、
せっかく勇気を出して
物販の道に踏み出したのなら、
結果を掴み取ってほしい。
そのためには
可能な限りリスクを減らして
再現性の高い道を歩むべきです。
それをお伝えしたくて、
この記事を書こうと思いました。
少しでも伝わる物があれば、
嬉しいです。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
PS.
気軽に感想やコメントなど
いただけると喜びます。笑
それでは!
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。
「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。
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