Amazon物販の大海原に飛び出した脱サラ男の冒険譚

【その日は突然やってくる】”相乗り”という魔王降臨から生き残る術

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Amazon自社ブランド販売(中国輸入)に挑戦中。
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。

「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。

未来のチャレンジャーに有益な情報を発信します。
宇宙と猫の動画が唯一の癒し。

どーも!

 

 

 

嫁にするなら”さつき”よりも”メイ”派、

ヒフミです。

 

 

 

Amazonで自社ブランド販売を始めて

色々慣れてくると、

売れ筋商品なんかもできてきます。

 

 

「お、売れ筋商品も出てきて

 売り上げも上がってきたし、いい感じだな〜♪

 このままガンガンいくぜっ!!」

 

 

って、

エンジンも温まってきて

フルスロットルで加速しようとしたタイミングで

突如アイツが降臨します。

 

 

恐怖の大魔王、

キングボンビーこと

相乗りです。

 

 

ぼくもある日突然

売れ筋商品を

相乗りされたことがあります。

 

 

「グェッヘッヘ!

 オレ様はボンビラスの世界からやってきた

 キングボンビーだ!

 ジタバタしてもどうにもならんぞ!

 キ〜〜〜〜〜〜ングボンビー!」

 

完全に頭の中で、

↑のセリフが聞こえましたね。笑

 

 

まぁ、それくらい色々と

マイナスのインパクトがあるんですよ。

相乗りって。

 

 

で、

今回はキングボンボーこと

“相乗り”大魔王に降臨されないために、

やっておくべきことを

お伝えしようと思います。

 

 

可能性をゼロにすることは難しいですが、

やらないに越したことはないので

ぜひ参考にしていただければ。

 

 

それでは本日もやっていきましょー!

 

 

相乗りとは

 

まず、相乗りについて

説明しますね。

 

Amazonでは

商品を販売するにあたり

以下のルールになってます。

 

 

「1つの商品で作れる販売ページは1つだけ」

 

 

どういう事かっていうと、

 

例えば

任天堂のSwitchを販売してる

ショップってたくさんあるんですが、

ショップごとにswitchの販売ページを

作ってはダメなんです。

 

 

必ず同じ販売ページ内で

販売しなきゃダメなんですね。

 

switchのページの↑赤枠部分に

たくさんのショップが掲載されてます。

それだけたくさんのショップが

出品してることになります。

 

 

で、この同一ページ内で

1ショップだけが↓赤枠の様に

販売ページのトップに表示されます。

 

 

当然ながら一番目立つ場所に表示されるので、

販売個数が劇的にアップします。

 

 

で、Amazonで一番目立つ場所に

表示されることを

「カートを獲得する」

って言ったりします。

 

 

どのショップも少しでも有利な状況で

商品を売りたいので、

カート獲得を目指すんです。

 

 

で、カート獲得の要素として、

↓が影響すると言われてます。

・価格

・評価(レビュー)

・在庫数

 

 

評価や在庫数での差別化は

難しかったりするので、

価格競争が起こりやすいんです。

 

 

みんな

「他のショップよりも少しでも安くして

 カートを獲得しよう!」

って考えるわけです。

 

 

利益削ってでも露出しないと

商品は売れないですからね。

 

 

で、どんどん値崩れを起こして

利益が出なくなっちゃう。

 

 

せどりは自分のブランドを持たずに販売します。

 

なので、

あらかじめ誰かが作った販売ページに

相乗り出品していくことになります。

 

 

一方で自社ブランド販売は

自分で商品ページを作って

自分のブランドとして商品を販売するので、

相乗り出品は行いません。

 

 

また、自分で仕入れた商品なので

相乗りされにくく値崩れを起こす

可能性は低いです。

 

なので、

せどりに比べて利益が安定しやすい

っていうメリットがあるんですね。

 

 

ただ、

あくまで「されにくい」ってだけで、

可能性はゼロではないんです。

 

 

中国の仕入れ先を見つけて

相乗り出品されることがあります。

 

 

相乗りの衝撃

 

相乗りって基本的に

売れてる商品に対して

される可能性が高いです。

 

 

自分が相乗りする側だったとしたら、

売れてない商品を相乗りしようとは

思わないですからね。

 

 

自分の商品ページをしっかり作って、

コツコツ商品の売り上げを伸ばして

「おぉー安定して売れてきた〜!」

ってタイミングで発生するんです。

 

 

これ、めちゃめちゃ痛いです。

 

 

ぼくは過去に

2商品を相乗りされたんですが、

1商品は当時の売り上げの

半分を占めてました。

 

 

ある日突然

半分の売り上げがゼロになるんです。笑

 

 

相手のショップと同じ価格まで

値段を落とすと完全に赤字だったので

対抗する術はなかったです。

 

 

完全に手詰まりでした。

 

 

で、この相乗りに対して

絶大な効力を発揮するのが

商標権になります。

 

商標権

 

商標権についても

簡単に説明しておきます。

 

商標権とは

商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。
商標として保護されるのは、文字、図形、記号の他、立体的形状や音等も含まれます。
権利の存続期間は10年ですが、存続期間は申請により更新することができます。

出典:日本弁理士会ホームページ

 

2.商標権の効力

商標権者は、指定商品又は指定役務について登録商標の使用をする権利を専有します(商標法第25条(外部サイトへリンク))。さらに、他人によるその類似範囲の使用を排除することができます(商標法第37条(外部サイトへリンク))。

商標権者は、権利を侵害する者に対して、侵害行為の差し止め、損害賠償等を請求できます。

商標権の効力は、日本全国に及びます(外国には及びませんので、外国で事業を行う場合は、その国での権利を取得することが重要です)。

出典:特許庁ホームページ

 

つらつら書いてあって

頭痛くなっちゃいますね。笑

 

 

簡単に説明すると

「自分のブランドやロゴなどを

 第三者に勝手に使われないように

 保護してくれる権利」

と考えればOKです。

 

 

申請して許可が出たら

「あなた以外の人は勝手に使っちゃダメ」

っていう正当な権利が発生するんです。

 

 

Amazonで保護すべきは

自分のブランド(ブランド名)です。

 

 

 

で、保護される権利の範囲には

対象ブランドの販売権も

含めることができます。

 

 

要は

「他のショップが許可なく

 そのブランドの商品を売っちゃダメ!」

って制限することができるんですよ。

 

 

自動発動する「あっちいけカード」を

無限に持ってるようなもんです。

最強ですね。笑

(桃鉄知らないかた、すみません。。。)

 

 

ブランド登録したら、すぐに商標申請しよう

 

で、

この商標ですが、

審査から承認までめっちゃ時間かかります。

 

早期審査・・・約3ヶ月

一般審査・・・1年超

 

 

早期審査でも早くて3ヶ月かかるんです。

 

 

相乗りされてから申請してたら

3ヶ月は売り上げ落ち込むんですよ。

 

痛すぎますよね。

 

 

商標権には登録料など

トータルで5〜10万くらいの費用が

必要になってきます。

 

 

 

売り上げが立ってない段階で

このコストを捻出するのは

大変かと思います、

 

 

。。。が、

やっと売り上げが伸びてきた

タイミングで相乗りされて

せっかくの利益がゼロになる

リスクを考えれば全然安いです。

 

 

売り上げが伸びてきたら、

数万の利益なんて

数日で回収できますからね。

 

 

Amazonで商品を出品したら

必ず並行して申請するようにしましょう。

 

 

 

ちなみに、

早期審査って申請内容が限定されます。

 

 

もしカッチリと自分の商品を保護したい場合は、

コストは掛かりますが、

↓で進めるのがベターです。

 

①限定された範囲で早期審査で申請

②合わせて一般申請で申請

 

↑を行っておけば

最短3ヶ月で商標の権利が発生します。

 

商標登録してる時点で

相乗りリスクってグンと減ります。

 

相乗りする側も

わざわざリスクがありそうなところには

手を出しづらいですからね。

 

 

で、早期審査で牽制しつつ

カバーできてない範囲を

一般申請で補完するって形です。

 

 

恐らくここまでやってる

ショップは少ないと思います。

 

 

僕としては

自社ブランド販売でガッツリやっていくなら

相乗りリスクは徹底的に

排除した方がいいっていう考えです。

 

 

ある日突然、

収入が激減したら困りますからね。

 

 

なので、これぐらい徹底した方が

ベターかなと個人的には思います。

(マストではありませんが、、、)

 

 

ちなみに、

商標申請って自分でやるには

かなりハードルは高いですが、

↓の会社さんに頼めば全部やってくれます。

 

めっちゃ簡単で

親身に対応していただけるのでおススメです。

(僕もここにお願いして商標取得しました)

Toreru(トレル)簡単・オンライン商標登録サービス

 

 

商標認可までは、これで凌げ!

 

早期審査を申請しても

3ヶ月のタイムラグが発生します。

 

 

で、この間をどう凌ぐかって

気になるかと思います。

 

 

一般的には

商品にブランドロゴの紙タグを

付けるってやり方が有名ですよね。

 

 

 

紙タグも効果的だと思うんですが、

その後もずっと紙タグを

差し込む手間が必要なので

僕はこの方法は取りませんでした。

 

 

 

じゃあ、

どう対応したかっていうと

 

 

ショップ名の先頭に

「【商標権出願中】」

って付ける。

 

これだけです。

 

 

これで、

相乗りのリスクはかなり減らせます。

 

 

僕も2回相乗りされた後に

この文言を追加したら、

その後は相乗りなしで

乗り切ることができました。

 

 

 

大事なのは

「あ、このショップ、

 相乗りの警戒心強そうだな。。。」

って思わせることです。

 

 

防犯と同じですね。

 

 

泥棒が

防犯意識が高そうな家を

避けるのと同じ原理です。

 

相乗りは犯罪ではありませんが。笑

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

 

Amazonで物販をしていく以上、

相乗り対策はマストになってきます。

 

 

発生してからでは遅いので、

早め早めに対応して、

キングボンビーの脅威から回避していきましょう。

 

 

 

それでは!

 

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