Amazon物販の大海原に飛び出した脱サラ男の冒険譚

東京五輪の小林氏/小山田氏騒動から思うこと【ビジネスを生み出す側でいることの重要性について】

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Amazon自社ブランド販売(中国輸入)に挑戦中。
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。

「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。

未来のチャレンジャーに有益な情報を発信します。
宇宙と猫の動画が唯一の癒し。

どーも、ヒフミです。

 

 

いやー盛り上がってますね、

オリンピック!!

 

 

卓球ダブルスで

水谷選手と伊藤選手のペアが

日本人初となる金メダルを奪取するという

前人未到の快挙を成し遂げました!

 

女子ソフトボールでは

13年越しの2連覇ですしね!

 

 

いやー、めでたい。

選手の皆様、本当におめでとうございます!

 

 

結果を残された選手はもちろんですが、

そうでない方も含め

アスリートの方は本当に凄いと思います。

 

ただただ尊敬します。

 

 

で、色々と盛り上がってる五輪ですが、

開会式直前の小林氏、小山田氏の解任撃も

大きな衝撃でしたね。

 

 

問題の発覚直後は

当の両名だけでなく、

政府(大会組織委員会含む)と電通にも

批判が集まってました。

 

 

「強行開催した挙句、

 こんなタイミングでどないなっとんねん!

 えー加減にせぇ!」

ってお叱りの声が頻出してたわけですね。

 

 

政府や電通の”無能ぶり”が、

クローズアップされた格好ですね。

 

まぁ、当然っちゃー当然ですが。

 

 

でも僕はこんな風には見てなくて、

むしろこの2者(政府・電通)に対して

うまくやったなー

っていう見方をしています。

 

 

それと同時に、この一連の騒動から

僕ら一人一人の個人が社会の中で

どう立ち回っていくべきか?

を物語ってるなーとも思っています。

 

 

あくまで僕の個人的見解によるものですが、

気づきやヒントになればと思って

この記事を書こうと思いました。

 

 

「こんな考えもあるんだなー」って感じで、

コラムでも読む様な感覚で

構えずに読んでいただければと。

 

 

※ちなみに、僕は右的な考え方も

 左的な考え方も持ってない人間です。

 なのでこの記事を通して

 政府、電通、小林氏、小山田氏を

 賛同したいわけでも

 否定したい訳でもないです。

 

小林氏、小山田氏の問題

 

これだけ話題になっているので、

知ってる方がほとんどだと思いますが、

一応おさらいしておきます。

 

 

小山田氏問題

 

開会式の音楽担当だった小山田圭吾氏が、

過去(90年代)の雑誌インタビューで

”自身が学生時代に行っていた

 障害者に対するいじめ自慢”

を行っていたことが発覚し辞任したもの。

 

 

いじめの凄惨さもさることながら、

大人になっても悪びれる様子なく

インタビューに応じていた姿勢にも

批判が集中した。

 

 

小林氏問題

 

開・閉会式のショーディレクターだった

元お笑い芸人の小林賢太郎氏が、

過去にユダヤ人のホロコースト(大量虐殺)を

ネタにしていたことが判明。

 

平和を標榜する祭典に相応しくないとの

批判が相次ぎ、辞任する形となった。

 

 

 

、、、と、

両名の騒動の概要は

ざっくりこんな感じです。

 

 

詳しく知りたいって方は、

ググっていただければ

大量に記事が出てくるので

そちらをご確認いただければと。

 

 

で、この2件ですが、

両名への猛烈な批判もさることながら、

任命責任という形で、

政府(組織委員会)と電通の両者にも

批判の声が上がったんですよね。

 

 

政府(五輪組織委員会含む)、電通への批判

 

ざっとですが批判の声って

↓こんな感じかと。

 

・何で問題のある人物を起用したのか?

 (見抜けなかったのか?)

・自分達の利権に目が眩んで、

 国民の声を無視して五輪を強行した結果がこれ

・安心・安全が聞いてあきれる

 

 

緊急事態宣言を繰り返して、

庶民には我慢を強いているのに

五輪関連に関しては甘々。

 

 

ハナから”五輪開催ありき”の姿勢で

国民の不満が爆発寸前のところに、

この問題が発生した形です。

 

 

なので、

「どないなってんねん!」

「ふざけんな!」

って声が政府や電通にも向けられたんです。

 

 

で、その声がエスカレートして

政府(大会組織委員会)、電通は無能

みたいな声も聞こえてくる。

 

 

国民感情を無視して突っ走った挙句、

会の直前に国際問題に発展しかねない

トラブルが頻出した訳ですからね。

 

 

そりゃみんな怒るわなって話です。

 

 

、、、と

ここまではニュースを見ていれば

把握できる流れですよね。

 

 

でも冒頭でお伝えしたとおり、

僕は「無能」っていう見方はしてない。

 

 

言葉を選ばずにいうと

しれっとうまくやったなー

って印象です。

 

 

ニュアンス的には、

“クレバー”とか“したたか”が近いですね。

 

開催者側の視点(思惑)

 

キーになるのは、

問題が発覚するタイミングです。

 

 

小山田氏については開催式の4日前、

小林氏に至っては32時間前っていう

タイミングですからね。

 

 

普通に考えれば

あり得ないタイミングです。

 

 

本来であれば、

演出の責任者に当たる人たちが

直前に辞めるって

最悪のタイミングの様な気がしますよね?

 

 

でも、僕はそうは見てないです。

 

 

むしろ見方は逆で、

これ以上無いってぐらい

バッチリのタイミングだなぁと思うんです。

 

 

何がバッチリかっていうと、

出来るだけ国民の意識を

「大会開催の是非」から逸らしつつ

五輪開催へこぎ着けるため

これ以上無いタイミングという事です。

 

 

これ、

開催者側の目線で考えると想像しやすいです。

 

 

以前からの政府や委員会の

言動/行動を見れば明らかな通り、

彼らの中に「五輪中止」なんて頭はありません。

 

 

「五輪開催」は絶対命題です。

 

 

何としても開催まで

持っていかなきゃいけない。

 

 

大会が始まってしまえば、

さすがに大会自体を途中で中止する様な

流れは起こりにくい。

 

もっと言うと、大会が始まれば、

国民の関心も競技結果に移りますからね。

 

 

「開催まで辿り着けばこっちのもの」

という思惑が政府・電通にあったのは

想像に難くありません。

 

 

そんな中、

開催直前の世論はどうだったか?

 

 

コロナ禍で国民に我慢を強いる一方で、

好き勝手をする政府や委員会。

 

 

ご承知の通り

開催反対の気運は最高潮でした。

 

 

あくまで参考ですが

朝日新聞の7/19の記事をご紹介します。

 

開催直前の7/17、18の電話調査で

以下の結果となったそうです。

 

<大会開催について>

 ・賛成 : 33%

 ・反対 : 55%、

 <「安心・安全の大会」>

 ・できる  : 21%

 ・できない : 68%、

※その他、答えないは省略

https://www.asahi.com/articles/ASP7L7H2PP7HUZPS006.html

 

*********************

(注)

あくまで一般的にですが、

朝日新聞は政府批判よりの媒体と言われています。

 

なので、記事自体の信憑性が

どうかっていう問題はあります。

 

が個人的には、

この結果は相応の精度でその時点の

世論情勢を反映しているかなと思っています。

*********************

(話を戻します)

 

開催直前のタイミングで、

反対感情がここまで高まっていたんです。

 

 

反対デモとか大規模な抗議運動が

いつ起こっても不思議じゃない状況だった訳です。

 

 

もちろん、

抗議デモが起こったとしても

強行開催はしたでしょうが、

「国民の反対を押し切って強行した」

という悪い印象を世界中に与えてしまう。

 

 

政府・電通の危機感は

相当なものだったでしょう。

 

 

そんな状況で

何かしらの手を打とうとするのは

自然なことですよね。

 

 

国民の意識を他に逸らして

その間にしれっと五輪開催にこぎ着ける

手を打つ必要があったわけです。

 

 

じゃあこれをクリアするために、

何が手っ取り早いか?

 

 

それは

「批判の矛先を他者に向けること」

です。

 

 

批判の矛先は個人へ

 

そこで急浮上してきたのが、

小山田氏、小林氏の問題です。

 

 

国民の批判は

一気に2人の個人に集中しました。

 

 

特に小山田氏に関しては、

批判の嵐って感じでしたよね。

 

 

彼らが過去にやってきたこと、

特に小山田氏に関しては

凄惨な内容だったこともあって、

一気に集中砲火を浴びる格好となりました。

 

 

SNSが普及した今、

日本は一個人に批判が

集中しやすい傾向にあります。

 

 

コロナ自粛による国民不満の高まりで、

その傾向はさらに顕著になってる様に思います。

 

 

導火線があれば一気に炎上する。

 

 

小山田氏、小林氏の問題は

内容、タイミングともに

これ以上ない導火線だったわけです。

 

 

で、この騒動が出てから、

彼ら個人の人間性にフォーカスする記事や

ニュースが多数を占める様になりました。

 

 

当然ながら

そのニュースを受け取るのは我々一般人なので、

そちらの方向に意識が集中したのは

間違いありません。

 

 

もちろん、

政府や電通へ任命責任などの

批判の声も一定数挙がりました。

 

 

が、やはり国民の関心の大半が

当事者両名に向いたのは

ご承知の通りかと思います。

 

 

両者(政府や電通)にとって

これ以上ないタイミングで、

国民の関心を他に向けることに

成功したわけです。

 

プロジェクト管理の観点からも、これ以上ないタイミングだった

 

僕は前職に

プロジェクトマネージャの仕事を

していました。

 

 

もちろんプロジェクト規模など

比較にはなりませんが、

少なくとも組織運営については

想像が働く部分が多々あります。

 

 

その経験を通して言うと

プロジェクト管理の観点からも、

問題発覚はこれ以上ないタイミングだったと

思います。

 

 

それはどういうことかって言うと、

あのタイミングで2人が抜けても

式の運営への影響は少ない

ということでです。

 

 

小林氏はショーディレクターという立場でした。

 

 

恐らくこのポジンションでやることは、

ショーの”デザイン”や”コンセプト設計”

のはずです。

 

 

「どんな式にするか?」

の方向性を決めるポジション。

 

 

このポジションが必要な時期って、

プロジェクト立ち上げから中盤までです。

 

方向性や具体的な内容を決めたら、

実務は下位の人間が行いますからね。

 

 

分かりやすく言うと、

大企業の社長の様な存在ですね。

会社の方向性を決める仕事。

 

 

もちろん社長は実務は行わなくて、

実際の実務は部下に任せますよね?

それと同じ。

 

 

当たり前ですが、

式の数日前なんて、

具体的なことは全て煮詰まってる状況です。

 

 

小林氏が何かを行うフェーズでは

ないわけです。

 

 

言い方は悪いですが、

そのタイミングで抜けても

式運営という観点では、

影響はほぼ無かったと思われます。

(あったとしても微小)

 

 

小山田氏についても同様だと言えます。

 

 

楽曲担当ということは

楽曲の決定を行う立場だったと思われます。

 

 

数日前なんて

当然に楽曲は決まっているわけで、

そこで小山田氏が辞任しても

運営的なダメージはほぼ無かったと思います。

 

 

結果、批判を最小限にかわして開催へ

 

前述の2点から、

開催者側にとって

これ以上ないタイミングでの

問題発覚だったわけです。

 

 

あまりにパッチリ過ぎるので

作為的な匂いもしますが、

実際の所は分かりませんし、

そこを論じるつもりはないです。

 

 

少なくても言えるのは、

・国民の関心が開催是非から他に向かった

・関心が移っている間に開催を迎えた

の2点の結果になったということ。

 

 

そして大会が開催されてからは、

連日の様に日本選手の結果が大きく報道され、

国民の意識がそこに集中しているということ。

 

 

主催者側目線で言い換えると、

反対多数の最悪の状況から、

及第点の結果になったわけですね。

 

 

結果だけ見ると、

うまくやったなー

と言わざるを得ません。

 

 

仕事を受ける側は弱い

 

あともう一つ。

 

結果論ではありますが、

少なくとも小林氏、小山田氏の両名(個人)に

国民の批判の目が移ったという事実。

 

 

言い換えれば、

それまで政府や電通に向けられてた

批判の一部を肩代わりする形になった

ということです。

(もちろん彼らの過去の行いは

 非難されても仕方ないですが、、、)

 

 

少し強引かもしれませんが、

構図としては、

「組織が一個人に責任を押し付けた」

と見れなくもないです。

 

 

組織に所属する以上、

往々にして「組織 > 個人」という

力関係になってしまいがちです。

 

 

”組織”の理不尽な要求とか振る舞いに

”個人”が泣く泣く応じなければいけない構図に

なることが多い。

 

 

会社組織なんて、その典型ですよね。

 

 

理不尽な待遇や命令を受けても、

社員はNOとは言えない。

 

 

そして、切られる時は無慈悲に一瞬です。

 

 

それだけ会社組織の中にいる個人て

弱い立場なんですよね。

 

 

会社から仕事を受ける立場なので。

 

 

僕は今でこそフリーランスですが、

会社員生活を約9年経験しました。

 

 

良かったことは沢山ありましたが、

その一方で理不尽なことも山ほど経験しました。

 

 

どちらの立場も経験したからこそ

言えることがあります。

 

 

それは、

個人が会社組織に依存してる状態はリスキーだ

ということ。

 

 

自分の人生とか生活が

上の人間の気分でコロッと変えられてしまう。

 

 

それこそ、自分の人生を

他人にコントロールされてる状態なんです。

 

危険だと言わざるを得ません。

 

 

ビジネスを作る側に回ろう

 

このリスクを回避する唯一の手段は、

自分のビジネスを持つ事です。

 

 

仕事の受け手ではなく、送り手になる。

 

 

月並みの表現ですが、

自分の人生は自分でコントロールする

こと大切です。

 

 

もし自分のビジネスを持ってないなら、

今すぐビジネスを始めるべきです。

 

 

自分のビジネスを持って

受け手ではなく送り手側に回る。

 

 

そうすれば、

あなたの人生が

小林氏・小山田氏の様な悲劇に見舞われる

リスクを回避できますからね。

 

 

これが一連の騒動から

僕が感じたことです。

 

 

冒頭でもお伝えした通り、

騒動の考察については

僕の主観も含まれています。

 

 

ですが、

この記事でお伝えしたいのは

もちろん考察の部分ではないです。

 

 

伝えたいのは

「個人でビジネスを持つことが大切」

ということ。

 

 

今回の一連の騒動を通して、

この重要性を再認識したので

記事にしてみました。

 

 

少しでも気付きなどあれば嬉しいです。

 

 

それでは!

 

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