Amazon物販の大海原に飛び出した脱サラ男の冒険譚

【14座サミッターから学ぶ】”諦める”ことの重要性

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Amazon自社ブランド販売(中国輸入)に挑戦中。
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。

「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。

未来のチャレンジャーに有益な情報を発信します。
宇宙と猫の動画が唯一の癒し。

こんにちは!

 

 

カラオケで自分の番だけ

みんなトイレいきたがる令和のジャイアン、

一二三です。

 

デスゾーンて言葉があるの知ってますか?

 

僕らが住んでる地球には

いるだけで死の危険がある場所があります。

 

火山の火口とかをイメージしやすいですが、

そうではないです。

 

言葉のとおり、

立ってるだけで

生命活動が停止してしまう場所ってあるんです。

 

それがどこかというと

標高8000m以上の場所です。

 

標高8000m以上だと

地表の3分の1しか酸素がありません。

 

なので、体内で消費する酸素量が

取り込む酸素量よりも少なくなってくるわけです。

 

しばらくすると、

身体機能の悪化や意識の低下が始まって

最終的には死に至ります。

 

 

めちゃくちゃ過酷な環境なんです。

 

で、そのデスゾーンですが世界に14箇所あります。

すべてがヒマラヤ山脈に集中してます。

 

世界1位のエベレストは有名ですよね。

この山ももちろんヒマラヤ山脈にあります。

エベレスト(8848m、 世界1位)    出典:Wikipedia

 

リスクは酸素が薄いだけじゃないです。

 

ほかにも雪崩やクレバスなど、

一発即死な条件がゴロゴロしてます。

考えただけで恐ろしい。

 

 

実際どのくらい危険かというと

最も死亡率の高いアンナプルナで

登山者の死亡率は31%と言われています。

 

約3人に1人が死ぬ世界です。

 

登頂者も191人しかいません。

 

しかもその人たちはプロの登山家だったり、

アマチュアでもプロ並みの登山スキルを

持ってる人たちですからね。

 

 

それぞれの山によってレベルの違いはあれど

どの山もこんな過酷な状況が広がってるわけです。

 

標高8000m以上が

いかに過酷な世界かがわかりますよね。

 

登山界では、

この過酷な14座すべてを

制覇した人のことを敬意をこめて

「14座サミッター」または「サミッター」と

呼びます。

 

 

14座サミッターは

2021/5/22現在でたった33人しかいません。

 

その中でたった一人、

名を連ねる日本人がいます。

 

竹内洋岳さんです。

 

僕は竹内さんを

めっちゃ尊敬してるんですが、

氏の登山史の中で

とても印象深いことがあります。

 

 

それは2010年の

チョ・オユー(8,201m)アタックでのできごとです。

 

僕はこの時の氏の判断から

潔く諦めること“の重要性を学びました。

 

今日はその部分について、

解説したいと思います。

 

 

それでは、やっていきましょー!

 

竹内洋岳氏とは

 

簡単に氏の紹介を

竹内 洋岳

株式会社ハニーコミュニケーションズ所属
立正大学客員教授

1971年生まれ
東京都出身
身長180cm
体重65kg
血液型O型
立正大学 仏教学部卒

1971年、東京都生まれ。立正大学客員教授。株式会社ハニーコミュニケーションズ所属。
1995年のマカルー(8463m)登頂。1996年には、エベレスト(8848m)とK2(8611m)の連続登頂に成功。アルパインスタイルも積極的に取り入れた速攻登山で8000m峰に挑み続け、2012年に14座目となるダウラギリに登頂に成功。日本人初、世界29人目となる8000m峰14座完全登頂を果たす。
2013年、植村直己冒険賞、文部科学大臣顕彰スポーツ功労者顕彰を受賞。
現在は、未踏峰への挑戦を続ける傍ら、登山経験を生かし、野外教室や防災啓発などの社会貢献活動にも取り組んでいる。

出典:竹内洋岳 公式サイト 

 https://honeycom.co.jp/hirotaka-takeuchi/profile/

普通8,000m峰を登るときって

大規模編成で酸素ボンベをつけて

十分な装備でチャレンジする極地法が

使われます。

 

一方でアルパインスタイルって

酸素ボンベなし、必要最低限の荷物、

サポートチームの支援なしでアタックするんです。

 

14座制覇だけでも凄すぎるのに

アルパインスタイルで

これだけの成果をあげるって

とんでもないことなんです。

 

 

すごいのはこれだけではないです。

 

氏は1度、登山中に

死にかけているんです。

 

2007年にガッシャーブルムⅡ峰(8,035m )で

雪崩に巻き込まれて腰椎破裂骨折の重傷を負います。

 

超高度の極地ですからね、

救助は不可能と思われたんです。

 

ですが、

各国の登山隊レスキューのおかけで

なんとか一命をとりとめて

奇跡的に生還したんです。

 

帰国した後は

背骨にチタンシャフトを埋め込む

大手術を受けられてます。

 

登山への復帰は絶望的と言われながらも、

懸命にリハビリに取り組んで、

1年後、再度ガッシャーブルムⅡ峰に

チャレンジして

見事、登頂を果たすわけです。

 

 

とんでもない根性ですよね。

執念の塊。

まさに登山の鬼です。

 

 

どれだけすごい人か

感じていただけたかと思います。

 

 

そんな竹内氏ですが、

僕が最も感銘を受けたのが

先述した2010年のチョ・オユーアタックでの

一幕になります。

 

 

チョ・オユー7700m地点での判断

 

氏が、8,201mの

チョ・オユー山頂を目指していたときです。

 

 

7700m地点で

氏は異変を感じて足をとめます。

 

少し先の雪面に1本の筋が見えてるんです。

 

雪崩の元になる破断面です。

雪崩って積もってる雪の表層が

剥がれるように滑り落ちて発生します。

 

その堺目が自分の少し上に見えてたわけですね。

 

 

そこで、決断するわけです。

撤退を。

 

8000m峰の登山って数ヶ月

下手したら1年前から準備するんです。

 

現地でも1ヶ月とか滞在して体を慣らして

気象条件の重なったタイミングで

やっとアタックできるんです。

 

プロなので当然スポンサーも

いるわけです。

 

「撤退したらスポンサーに迷惑をかける」

こんな思いもあったでしょう。

 

 

ましてや頭上に山頂が見えてる状況です。

そのまま強行突破する選択肢もあるわけです。

 

でも、そこで潔く撤退することを選ぶんですね。

 

で、すぐに下山を決行して

翌2011年に再チャレンジのすえ

見事チョ・オユーを制覇するんです。

 

 

僕は、その判断を下す瞬間をとらえた映像を

見たことがあるんですが、

めっちゃ鳥肌が立ちましたね。

 

これまでの自分の努力を

あっさりと捨てられる精神力に

 

 

過去の自分を捨てることの重要性

 

僕がこの映像から学んだのは

成功するためには

 

徹底的に合理的に判断する

過去の自分の努力や経験には執着しない

 

の2つです。

 

 

もし、

氏が強行突破していても

雪崩は発生していなかったかもしれません。

 

でも、それは偶然にすぎなくて

100回やったら雪崩が発生する可能性のが

高いと判断できる状況だった訳です。

だから撤退を決断した。

 

 

根性論や精神論などの

主観は徹底的に排除して、

あくまで合理的に”諦める”ことを

選択したわけです。

 

この撤退は「Lose(負け)」ではありません。

一旦引き返して、

準備を整えて再チャレンジする

戦略的撤退」なわけです。

 

プロとしての合理的、戦略的な判断の結果、

翌年に、見事リベンジを果たしたんです。

 

 

新しいことを始める時も本質は同じ

 

「戦略的撤退」って

会社員が新たにビジネスを始めるときにも

必要な考えになります。

 

僕のブログを読んでくださってるということは

あなたの中で少なからず、

「経済的に豊かな生活を手に入れる」ことに

関心があるかと思います。

 

仮に、

「経済的に豊かな生活を手に入れる」

ことが山頂だったとしましょう。

 

 

いまの会社に勤めていても

「経済的に豊かな生活を送る」という

思い描いた山頂に到達できる可能性は

限りなく低いと思います。

 

そこには絶望的な破断面が存在する訳です。

これでは到達できない。

 

なら、どうすればいいか。

 

お気づきの通り、

「戦略的撤退」をすればいいんです。

 

会社員という登山道から一旦下って、

もっと可能性の高いルートから

登り直せばいいんです。

 

 

僕も、4ヶ月前まで会社員でしたが

「もっと稼いで自由を手に入れる」

という目標達成が難しいと分かったので

会社員の道を下りました。

 

 

約9年の会社員生活をすてました。

極めて合理的な判断で

「戦略的撤退」を選んだんです。

 

 

結果として、

4月で収益プラス化。(+7万)

5月は半月で4月の収益を

超える結果を出せてます。

 

このペースでいけば

サラリーマン時代の収入を越すのは

時間の問題ですし、

その後ももっと伸びていくでしょう。

 

 

サラリーマンを続けていたら

絶対にこの状況は生まれてません。

 

竹内氏と並列で語るのはおこがましいですが、

僕の場合も

「戦略的撤退」という合理的判断が

想定通りの結果を生み出してくれたわけです。

 

 

まとめ

 

もしあなたが「現状を変えたい!」という

強い思いがあるなら、

どこかのタイミングで

“今までの自分を潔く諦める”

ことが必須になります。

 

 

これには痛みが伴うかもしれませんが、

「 Lose(負け)」ではなく、

「飛躍へのステップ」です。

 

 

勇気を出して「戦略的撤退」を選んでいけば

きっと望んだ山頂が見えてくると思います。

 

 

ぜひ、合理的な判断を行って

より可能性の高い道を

選んでいただければ嬉しいです。

 

 

 

※ちなみに後日談ですが、↓とのことです。

 (この姿勢もかっこいい)

  『7700m地点で雪崩の危険を感じながらも10歩進んでしまった事を、

  プロの登山家として後悔している』とご自身のトークショーで公言している

出典:wikipedia

 

 

 

それでは!

 

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Amazon自社ブランド販売(中国輸入)に挑戦中。
銀行員(3年) → SE(9年) → 脱サラ → 現在。

「経済的自由」を手にするため、Amazon物販の大海原に飛び出した36歳。
2020/12/13から物販開始して、6月で月商150万、月利30万達成。

未来のチャレンジャーに有益な情報を発信します。
宇宙と猫の動画が唯一の癒し。